ピーエムジー株式会社運営の「PMGファクタリング」とは？基本情報・特徴・注意点・口コミを徹底調査

（引用：公式サイト）

最近、資金調達の手段として、ファクタリングが注目されています。ファクタリングとは、売掛金を買い取ってもらうことで現金化する資金調達方法です。
本記事では、PMGファクタリングについて詳細にリサーチしました。

PMGファクタリングの基本情報

（引用：公式サイト）

PMGファクタリングは、ピーエムジー株式会社が運営しているファクタリング会社です。
PMGファクタリングが取り扱っているファクタリングの字事業内容、および運営会社であるピーエムジー株式会社について解説しましょう。

PMGファクタリングの概要

PMGファクタリングが取り扱っているファクタリングについて表にしてまとめました。

【PMGファクタリングの概要】

PMGファクタリングは、平成27年6月に設立したピーエムジー株式会社によって運営されています。
東京商工リサーチによると、2022年1月時点で、独立系ファクタリング企業における売上No.1の実績があるとのことです。
HP内では、スタッフの顔写真を掲載しており、経営者に寄り添い、心に響く対応を心がけているそうです。そのため、喫緊の資金調達のみならず、不測の事態にも対応できるように企業経営をサポートしているようです。

会社概要

【会社概要】

PMGファクタリングの8つの特徴

（引用：公式サイト）
PMGファクタリングには8つの特徴があります。

•  最短即日現金化
•  高い買取率
•  調達金額は50万円から最大2億円まで
•  個人事業主にも対応
•  経営コンサルティング事業も手がけている
•  個人情報が厳格に守られている
•  毎月の業務実績をHPで公表
•  日本全国対応

それぞれについて紹介しましょう。

最短即日現金化

PMGファクタリングの審査時間は平均して30分で、利用者に見積書の提示が可能とのことで、最短10時間で利用者の口座への振込ができるようです。
契約方法は郵送や対面であり、対面にはZoomを利用したリモート面談が可能ですが、申込から現金化まで通常平均3日程度かかるみたいです。

高い買取率

PMGファクタリングは、年間契約件数7,300件を超える実績や経験に裏打ちされた高い買取率も特徴としてあります。
98％の買取率で売掛金を買い取っているそうです。また、他社からの乗り換え率も98％、リピート率も96％であるとのこと。
ちなみに、98％の買取率は、ファクタリング業界では最高水準のようです。

調達金額は50万円から最大2億円まで

買取金額は50万円～2億円となっています。個人事業主から大きな金額を取り扱っている事業者まで幅広く対応しているようです。2億円を超える高額債権についても相談することで対応してくれるかもしれません。

個人事業主にも対応

PMGファクタリングは、法人・個人事業主を問わず利用ができるようです。ファクタリング会社の中には、未回収リスクが高い等の理由で個人事業主の取引を行っていない場合があります。PMGファクタリングでは、個人事業主の売掛金の買い取りも行っています。
近年、フリーランスとして働く人が増えてきています。
このような背景の中、個人事業主に対してファクタリングが利用できることは、PMGファクタリングの特徴の一つとして考えられるでしょう。

経営コンサルティング事業も手がけている

PMGファクタリング運営会社のピーエムジー株式会社は、資金調達や経営に関するコンサルティング事業も手がけており、利用者のサポートを行っているとのことです。資金調達のコンサルティング費用において、無料で実施しているそうです。
「ファクタリング利用時に、経営等の相談にも乗ってほしい」と考える経営者もいるかもしれません。PMGファクタリングでは、急を要する資金調達のみならず、事業運営に関する悩みにもアドバイスを受けられるそうです。
ファクタリング以外にも、経営コンサルティングを受けられる点は、PMGファクタリングの特徴といえるかもしれません。

個人情報が厳格に守られている

取引を行うにあたって、個人情報の管理をどのように管理しているのか不安な利用者もいるかもしれません。
ピーエムジー株式会社は、2017年7月4日より、一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)が管理運営する「プライバシーマーク（Pマーク）」の付与事業者に認定されているそうです。個人情報の管理に問題ないことを意味しています。
また、2019年9月6日より、一般社団法人日本品質保証機構（JQA）が管理運営する「ISO 27001」の付与事業者として認定されているようです。
情報管理が徹底されている企業が認定されるので、個人情報の管理には問題ないといえるかもしれません。

毎月の業務実績をHPで公表している

PGMブログ内で、毎月の業務実績を、ピーエムジー管理部より公表している点も特徴といえるかもしれません。
業務実績として、問い合わせ件数や申込み件数、新規成約件数を公開しています。

例えば、令和5年度5月の業務実績は以下の通りです。

お問い合わせ件数　　1,293件
お申込み件数　 　　 102件
新規ご成約件数　　 　 97件

毎月チェックできるため、事業者は利用する目安とできるかもしれません。

日本全国対応

PMGファクタリングは、エリアに応じて、以下のように区分けされているようです。

東京本社対応エリア　北海道、東北、関東、甲信越、北陸、東海
大阪支店対応エリア　東海・関西・中国・四国
福岡支店対応エリア　中国・九州、沖縄

また、PMGファクタリングは本店・支店以外に営業所を、札幌・仙台・さいたま・千葉・横浜・名古屋・広島の6ヶ所に出しています。日本全国を対応可能とした営業形態をとっているようです。

PMGファクタリングを利用する際の注意点

PMGファクタリングを利用する場合、次の4点に注意しなければなりません。

•  手数料の上限記載がない
•  債権譲渡登記が必要な可能性がある
•  即日入金ができないケースがある
•  手数料以外に別途費用がかかるかもしれない

一つずつ解説しましょう。

手数料の上限記載がない

手数料に関して、HPでは「2％から」と示されています。しかし、上限について手数料の記載がありません。目安として、2社間ファクタリングは9～20％、3社間ファクタリングは2～9％が相場とされています。PMGファクタリングの手数料の上限は、ひょっとすると相場より高いかもしれません。

HPでは手数料について、「弊社は貸金業者ではございませんので利息は一切掛かりません。償還請求権無（ノンリコース）で買い取る為、売買手数料が発生いたします。」と回答。利息は一切かからないことを強調するものの、手数料は必要と述べています。ここでも、手数料の上限がいくらなのかについては言及していません。
PMGファクタリングを利用する場合、手数料は十分注意すべき要因の一つといえるでしょう。

債権譲渡登記が必要な可能性がある

業者比較で、債権譲渡登記を入れないプランもご提案できる旨を表記しています。場合によっては債権譲渡登記が必要なケースがあるかもしれません。

債権譲渡登記とは、売掛金の譲渡を受けた場合、第三者に対抗するための登記です。例えば、高額債権の譲渡の場合、ファクタリング会社によっては登記を行う可能性があります。
債権譲渡登記を行うと、売掛先以外の第三者にも債権譲渡が知られてしまうことになります。とりわけ2社間ファクタリングでPMGファクタリングを利用する場合、売掛先以外にも知られてしまうので注意が必要かもしれません。また、登記には費用がかかり、通常利用者が負担します。
PMGファクタリングを利用する場合、事前に債権譲渡登記の有無を確認するのがいいかもしれません。

即日入金ができないケースがある

HPでは「最短即日現金化」とありますが、さまざまな条件がそろってはじめて可能である点を押さえておく必要があるでしょう。
PMGファクタリングはオンライン契約を採用していません。Zoomを導入していますが、対面でのツールであって、ネットでの契約でない点に注意が必要でしょう。
つまり、即日入金を希望する場合、利用者は来店あるいは担当者に訪問してもらい契約するしか方法はありません。
PMGファクタリングで即日現金化を希望する事業者は、事前に確認するのがいいでしょう。

手数料以外に別途費用がかかるかもしれない

PMGファクタリングを利用する場合、手数料以外に別途費用が必要であるかもしれない点に注意しましょう。旅費・交通費等がかかるかもしれないからです、
先述の通り、PMGファクタリングはオンライン契約を導入していません。契約を締結するには、対面または郵送である必要があります。
対面の場合、利用者が来店するか、または担当者が訪問するかのどちらかです。
本社や支店に出向く場合、交通費がかかります。遠方である場合、宿泊費もかかるかもしれません。一方、担当者に訪問してもらう場合も交通費等がかかります。担当者の移動費用は利用者負担が一般的です。
手数料以外の費用についても、事前に確認しておくようにしましょう。

PMGファクタリングの口コミ

PMGファクタリングには、どのような評判や口コミがあるのでしょうか。

PMGファクタリングの良い口コミ

PMGファクタリングの良い口コミには以下のようなものがありました。

•  安心して利用できました
  ファクタリングのみの会社ではないので、担当者は知見があって丁寧な対応でした。
•  個人事業主でも審査は通ります
  一つひとつの請求書の金額は大したことがないのですが、問題なく買い取ってもらえました。
•  審査基準が公開されています
  「売掛債権の評価基準」というのがHPで公開されています。審査基準を公開している所はちょっと珍しいです。
•  債権譲渡登記も抹消してもらえます
  他社でファクタリング利用していたが、金額が大きくなり債権譲渡登記もされて苦しんでいた時にPMGファクタリングに乗り換え、登記の抹消もしてくれました。

審査内容、債権譲渡登記の抹消といった取引内容にスポットが当たっている内容でした。
急な出費のため利用する事業者は少ないのかもしれません。

PMGファクタリングの悪い口コミ

一方、悪い口コミには、どのようなものがあるのでしょうか。

•  2社間の買取率は高くありません
  高い買取率をアピールされていますが、おそらくその数字は3社間ファクタリングのものだと思われます。
•  ％（手数料）を少しどうにかしてほしい
  数社の中から、営業の対応がよかったため選びました。

悪い口コミは多くはなかったです。
担当者の対応等の悪い口コミはなく、できれば改善してほしいといった内容でした。

PMGファクタリングの利用手続き

PMGファクタリングを利用する流れは以下の順序で行われます。

1. 相談・申し込み
2. 審査
3. 最終確認・面談
4. 契約・入金

順序通りに説明します。

①相談・申し込み

PMGファクタリングの利用を考えている事業者は、HPやFAX、電話より相談、または申し込みを行います。
HPでは、「簡単30秒スピード査定」フォームを用意しています。無料で利用できるので、急な資金不足で困っている事業者には便利かもしれません。
電話でも受付可能ですが、平日8時30分～18時、土曜日曜・祝日は休みなので注意が必要でしょう。

②審査

申し込みを受けると、ピーエムジーより売掛金の詳細についてヒアリングがあります。審査を受ける際に準備する資料は次の3点です。

• PMGファクタリング専用の申込書
• 通帳のコピー
• 成因証書（請求書や注文書など）

審査結果は平均30分以内に見積書で伝えられるとのことです。
審査に通るには、社会的信用度の高い売掛先を選ぶのが良いとされています。
また、必要書類に不備がないように注意したいものです。書類に不備があると、準備や訂正に時間がかかります。スムーズな審査には必要書類に不備がないことを心がけましょう。

③最終確認・面接

申込事業者は見積書の内容を確認し、問題なければ、PMGファクタリングより依頼のある必要書類を準備し面接に移ります。
面接方法として、来店・訪問・Zoomの3通りがあります。
契約時に、印鑑証明書等必要書類が別途必要になる場合が多いので、必ず確認しましょう。

④契約・入金

面接による最終確認が終わると、契約を交します。
契約書のやりとりは、オンライン契約を導入していないため、対面または郵送の2通りです。
PMGファクタリングは、契約書に不備がないことが確認できると、申込事業者の指定口座に入金されます。
売掛先から入金があれば、速やかにPMGファクタリングに入金しましょう。売掛金が口座振り込みの場合、自動引き落としに売掛金が充当される恐れもあるので注意しなければなりません。

まとめ

（引用：公式サイト）
ピーエムジー株式会社が運営するPMGファクタリングについて解説しました。
PMGファクタリングは、年間7,300件以上の買取実績があり、法人・個人事業主どちらのも利用できるようです。
日本全国対応可能で、申し込みにはHPや電話・FAX等からできるとのことです。不明な点があれば事前に問い合わせをするのがいいでしょう。

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