OLTA(オルタ)は、OLTA株式会社が運営するオンライン型ファクタリングです。
近年、需要が高まっているファクタリングは、利用者の経営状況に関係なく利用でき、素早い資金調達が可能なサービスです。
したがって、どのファクタリング会社を利用すべきか迷っている方も多いのでないでしょうか。
この記事では、OLTAの概要や利用するメリット・デメリット、審査落ちする原因をわかりやすく解説します。
OLTAでファクタリングを利用しようか検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
OLTA(オルタ)の概要
出典:OLTA公式HPより
サービス名 | OLTAクライドファクタリング |
運営会社 | OLTA株式会社 |
取引方法 | 2社間ファクタリング |
手数料 | 2~9% |
対象者 | 法人・個人事業主 |
入金スピード | 最短即日 |
買取限度額 | 下限額・上限額なし |
対象エリア | 全国 |
OLTA(オルタ)は、オンライン型のファクタリングを提供している会社です。
ファクタリングとは、売掛金をファクタリング会社に譲渡し、手数料を差し引いた金額を得るサービスで、本来、売掛差金は支払期日がこないと現金化できませんが、ファクタリングを利用すれば支払期日前に現金化できます。
欧米発祥のファクタリングですが、近年では日本でも利用者が増えている注目すべきサービスです。
ファクタリングには、買取型ファクタリングと保証型ファクタリングの2種類あり、買取型ファクタリングは資金調達を目的としています。
保証型ファクタリングは、売掛先の倒産リスクを回避するために利用するサービスとなります。
買取型ファクタリングのなかでも、2社間と3社間で取引する方法があり、OLTAが提供しているのは2社間ファクタリングです。
OLTA(オルタ)を利用する5つのメリット
OLTAでファクタリングを利用する主なメリットは、下記の5つです。
- 実績と評判の高さを評価されている
- 手数料が低い
- オンラインで手続きが完結する
- 個人事業主でも利用できる
- 売掛先に知られない
出典:OLTA公式HPより
国内には数多くのファクタリング会社が存在します。
そのなかでOLTAを利用すると、どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
メリット1.実績と評判の高さを評価されている
OLTAは、実績や評判が高い業者として、多くのHPで紹介されてるファクタリング会社です。
ファクタリングには、貸金業法や利息制限法といった業者を取り締まる法律がありません。
したがって、優良なファクタリング会社が多い一方で、悪質業者もなかには存在します。
OLTAは、これまでに累計申込額が1,000億円を越えており、実績のあるファクタリング会社と記載してあるHPも多数存在します。
数多くの人に利用されており、実績と評判が高く評価されている点はOLTAの魅力です。
メリット2.手数料が低い
2社間ファクタリングの手数料相場は10〜20%ですが、OLTAの場合は2〜9%。
手数料がほかのファクタリング会社に比べて低い点は、OLTAを利用する大きなメリットといえます。
手数料が高い分、受け取る金額が減ってしまうため、より多くのお金を得たいなら必ず手数料が低いファクタリング会社を利用すべきです。
特に、3社間ファクタリングに比べて手数料が高い2社間ファクタリングを利用するなら、なおさら手数料が低いファクタリング会社を選びましょう。
出典:OLTA公式HPより
メリット3.オンラインで手続きが完結する
OLTAが提供しているのは、オンライン型のファクタリングです。
通常のファクタリングの場合、対面で取引し、人が審査をおこなったうえでお金を受け取ります。
OLTAでは、AIがファクタリング審査をおこなっています。
対面による取引が必要なく、AIによって審査をおこなうため、よりスムーズな資金調達が可能です。
オンライン型サービスのため全国に対応しており、最短即日で資金調達できる点は、OLTAの強みといえます。
メリット4.個人事業主でも利用できる
ファクタリングは、基本的に法人向けのサービスです。
したがって、個人事業主が利用したくても対応していないファクタリング会社も少なくありません。
一方で、OLTAの場合は個人事業主の取引対象です。
個人事業主の場合、業績が少ないことが原因で銀行融資を受けられないケースもあるでしょう。
銀行融資を受けられない場合でも、OLTAならファクタリングによって資金調達が可能です。
ただし、開業届を出していないフリーランスの場合は審査に落ちる可能性があるため、注意してください。
メリット5.売掛先に知られない
OLTAでは、2社間ファクタリングを提供しています。
2社間ファクタリングは、利用者とファクタリング会社で取引する方法であり、売掛先の同意が必要ありません。
したがって、利用しても売掛先に知られる心配がないため、今後の取引への影響を懸念している方でも安心してファクタリングを利用できます。
経営状態が悪いことを売掛先に知られたくない方は、2社間ファクタリングがおすすめです。
OLTA(オルタ)を利用する3つのデメリット
多くのメリットがあるOLTAですが、反対に下記のようなデメリットも存在します。
- 2社間ファクタリングしか利用できない
- 銀行融資より手数料が高い
- 午前中に申し込まないと即日入金が難しい
メリット・デメリットどちらも把握したうえで、OLTAを利用するか検討してみてください。
デメリット1.2社間ファクタリングしか利用できない
売掛先にファクタリング利用を知られたくない場合には2社間ファクタリングがおすすめですが、3社間ファクタリングを利用したい場合、OLTAはおすすめしません。
2社間ファクタリングの手数料相場が10〜20%に対して、3社間ファクタリングの手数料相場は1〜9%。
つまり、手数料だけ比較すると3社間ファクタリングの方が低くなります。
とはいえ、OLTAの手数料は2〜9%と2社間ファクタリングのなかでは低水準を誇りますので、あまり気にする必要はないかもしれません。
デメリット2.銀行融資より手数料が高い
ファクタリングの手数料は銀行融資の年利に換算するとかなり高くなります。
銀行融資の場合、年利2~5%が一般的です。
ファクタリングは借入ではないため金利がありませんが、手数料率を年利に換算した場合、銀行融資より利用者の負担が大きくなる点はデメリットといえます。
OLTAの手数料2%を年利に換算すると、2%×12か月で24%。
つまり、短期的に資金調達するならファクタリングがおすすめですが、長期的に利用する場合には銀行融資の方が利用者の負担が少なくなります。
デメリット3.午前中に申し込まないと即日入金が難しい
OLTAでは、最短即日での資金調達が可能ですが、必ずしも当日に現金化できるわけではありません。
ファクタリングで一番時間がかかるのは審査で、各銀行の着金の条件は異なります。
必要書類の準備に手間取ったり、申し込みした時間帯が遅かったりすると入金が翌営業日になる可能性があるでしょう。
したがって、OLTAで即日入金を目的に利用するなら午前中に申し込むようにしましょう。
OLTA(オルタ)の口コミ
OLTAは、累計10,000人もの事業者が利用しているファクタリングサービスです。
これまでに数多くの人が利用しているため、公式サイトにも多数の口コミが掲載してあります。
ここでは、 OLTA に関する口コミの一部を紹介します。
OLTA の口コミ1
【末永工業 様北海道 建設業 個人事業主 51~100万円 即日調達】
絶対にお金で失敗したくないからこそAI審査のOLTAさんを選びました。資金繰りで苦しい思いをしている同業者に教えてあげたいです
OLTA の口コミ2
【北海道 食品製造 40万円 即日調達 】
東京の知り合いから教えてもらいました。その人はメガバンクの担当者から勧められたそうで、変なところではなさそうなので申込みました。
OLTA の口コミ3
【東京 化粧品製造 100万円 即日調達 】
今月25日に入金予定だった会社から月末になると連絡があったので、慌てて申し込みました。手数料がこんなに安いんだったら、早くやっておけばよかった。
出典:OLTA公式HP
OLTA(オルタ)で審査落ちする原因とは?
ファクタリングの審査では、主に売掛先の経営状況を重要視します。
したがって、自社の経営状態が悪くても利用できるのがファクタリグです。
銀行融資の審査に比べて緩く、起業して間もない中小企業や個人事業主でも利用できるファクタリングですが、必ずしも全員が利用できるわけではありません。
そこで、OLTAで審査落ちする原因を事前に把握し、スムーズな資金調達を目指しましょう。
売掛先の経営状況が悪い
売掛先の経営状況が悪い場合、OLTAで審査落ちする可能性が非常に高いでしょう。
赤字経営であったり、社会的信用度が低かったりする売掛先だと、ファクタリング利用は難しいといえます。
一方で、売掛先が大企業の場合や、公的機関の場合はスムーズに審査を通過するでしょう。
仮に売掛先が原因で審査落ちした場合でも、ほかの売掛先で再び申し込めばファクタリングを利用できる可能性は十分にあります。
ファクタリングは信用情報に傷が付かないサービスですので、審査に落ちてもほかの売掛金で再度申し込んでみましょう。
利用者に問題がある
売掛先の信用度を重要視するファクタリングですが、利用者に問題がある場合も審査落ちする可能性があります。
OLTAの場合、個人事業主でも利用できますし、利用者が経営難でも審査に通過するのがファクタリングです。
しかし、利用者の態度が悪かったり、必要書類に不備があったりする場合には審査に落ちます。
不正行為をおこなった場合にも当然ですが審査に落ちるため、問題なく利用するためにも適切な取引を心がけましょう。
支払サイトが長い
支払サイトが長い売掛金の場合、ファクタリング会社が抱える貸倒リスクが高くなります。
ファクタリングの手数料は、貸倒リスクの高さで決まる仕組みです。
売掛先の信用度が高く、支払サイトが短い売掛金ほど手数料が安くなります。
あまりにも支払サイトが長いと、回収までに売掛先が倒産する可能性がありますので審査に落ちる場合があるでしょう。
OLTAを活用する場合は、できるだけ支払サイトが短い売掛金を選ぶのが審査落ちしないコツといえます。
提出した書類に不備がある
必要書類が少ない点はファクタリングの大きな魅力です。
しかし、提出した書類に不備があると審査に落ちてしまいます。
OLTAの場合、下記の書類が必要です。
- 昨年度の決算書一式:貸借対照表、損益計算書、勘定科目明細書(個人事業主の場合は確定申告書B第一表)
- 入金明細:直近4カ月分
- 請求書:売却予定のもの
上記の書類を提出すれば、AIの審査によって買取の可否が決まります。
OLTAで審査落ちした場合は、提出した書類に不備がなかったか確認してみてください。
二重譲渡や架空債権をおこなった
二重譲渡や架空債権でファクタリングを利用しようとした場合、審査に落ちるだけでなく最悪の場合は刑事裁判となるため注意しましょう。
二重譲渡とは、同じ売掛債権を複数のファクタリング会社に売却する行為です。
一つの売掛債権で得られるお金は1回だけですので、二重譲渡をおこなうと損をするファクタリング会社が生まれるため禁止されています。
架空債権とは、存在しない売掛債権をあたかも存在しているように見せかける行為です。
二重譲渡や架空債権で一時的にお金を得られても、後々、必ず不正行為が発覚するため誠実なファクタリング利用を心掛けてください。
OLTA(オルタ)を利用する際の流れ
出典:OLTA公式HPより
OLTAでファクタリングを利用する際の大まかな流れは以下のとおりです。
- 申し込む
- アカウント登録
- 審査を受ける
- 契約を締結する
- お金を受け取る
まず、公式サイトでファクタリング利用を申し込みます。
OLTAでは事前調査が実施され、ファクタリングを利用できるかどうかの簡単な選別をおこなう仕組みです。
事前審査で問題がなければ、無料のアカウント登録をおこないます。
会社名や代表者名、連絡先、住所などを入力し必要書類を提出しましょう。
AIによる審査で問題がなければ契約を締結します。
審査結果は、最短即日で判明し、その際に手数料を把握できます。
審査結果に不満がある場合は、OLTAでのファクタリング申し込みをキャンセルできるため安心してください。
無事に契約が終了すると、指定口座に最短即日で入金され、取引が終了します。
OLTA(オルタ)を利用する際の注意点
簡単かつ安全に利用できるOLTAですが、審査結果の詳細を確認できない点は覚えておきましょう。
審査に落ちた場合、どこが原因だったか知りたいはずですが、OLTAではその理由がわかりません。
したがって、売掛先や売掛金に問題があったのか、利用者側に問題があったのか正確な状況を把握しにくいかもしれません。
とはいえ、審査に落ちても、信用情報に傷が付くわけではありませんし、再び申し込むことも可能です。
ファクタリングで手数料が判明するのは審査後となる点も考慮すると、複数のファクタリング会社で見積もりを受けてみてください。
OLTA(オルタ)は良い評価が多いファクタリング会社
この記事では、OLTAの概要や利用するメリット・デメリット、審査落ちする原因を解説しました。
利用者が多く、これまでに1,000億円もの取引をおこなっているOLTAは、評判の高いファクタリング会社と評価しているHPが多い業者です。
手数料も2~9%と低く、入金スピードも最短即日とファクタリング利用を検討している方は OLTA を検討してみても良いかもしれません。
ただし、各ファクタリング会社で手数料や入金スピード、対応しているサービスが異なるため、複数の業者で見積もりを取る作業がとても重要といえます。
審査後に手数料が判明するため、複数のファクタリング会社に申し込み、信頼できる業者を見つけてみてください。