BIZパートナー株式会社が提供するファクタリング・サービスを徹底調査

入金までに時間が掛かる売掛金を 早期で資金化できる「ファクタリング」が注目を集めています。
多くの会社がファクタリングサービスを提供しており、現在も拡大を続けているようです。

この記事では、BIZパートナー株式会社が提供しているファクタリング・サービスがどのようなものか徹底調査を行いました。

BIZパートナー株式会社の基本情報、特徴、注意点について詳しく解説します。

ファクタリングとは?

一般的に「売掛金」は「月末締め翌月払い」であるため1ヶ月程度、入金までに時間が掛かります。

「ファクタリング」とは売掛金をファクタリング会社へ売却して資金を調達する方法であり、入金までの時間を短縮して資金繰りを円滑にする効果が得られるものです。

また、財務内容が悪くて銀行から融資を受けられない状況の会社であっても、売掛先の評価が高ければ「ファクタリング」を利用できる可能性があることも押さえておきましょう。

BIZパートナー株式会社の基本情報

公式HPの会社概要によれば、ファクタリング事業のほかにも、各種コンサルティング事業(資金調達・経営)も取り扱っています。
BIZパートナー株式会社の所在地は、東京都豊島区西池袋です。

「参照:公式サイト」

BIZパートナー株式会社が対応しているファクタリングの種類

以下の通り、BIZパートナー株式会社では複数のファクタリングに対応しているようです。

売掛債権ファクタリング(3社間ファクタリング)

3社間ファクタリングとは、利用会社・BIZパートナー株式会社・売掛先で取引を行います。
具体的な手順は以下の通りです。

(1)売掛金発生(利用会社→取引先)
(商取引が行われて売掛金が発生)

(2)債権譲渡の同意(利用会社→取引先)
(利用会社側が売掛金をBIZパートナー株式会社に譲渡することを伝えて同意を得る)

(3)債権譲渡の同意(BIZパートナー→取引先)
(売掛金を譲渡することで合意・契約する)

(4)契約を経て、売買代金支払(BIZパートナー→利用会社)
(BIZパートナー株式会社が手数料を差し引いた金額を利用会社に入金)

(5)売掛金の集金(売掛先→BIZパートナー)
(債権譲渡契約成立後のため、売掛先がBIZパートナー株式会社に支払を行う)

ただし、3社間ファクタリングは、利用会社側が取引先に対して、「売掛金を譲渡する」ことに同意を得なければならないため、取引先側が「ファクタリング会社に売掛金を譲渡しなければならないほど資金繰りに困っている」と考えられ「信用不安」が起こる可能性があります。

この問題を解消するための手法が、次に説明する2社間ファクタリングと呼ばれる方法です。

売掛債権ファクタリング(2社間ファクタリング)

2社間ファクタリングは、利用会社とBIZパートナーの2社間だけで取引を行う方式です。
具体的な手順は以下の通りとなります。

(1)売掛金発生(利用会社→取引先)
(商取引を行って、売掛金が発生)

(2)債権譲渡契約締結・債権譲渡登記(利用会社→BIZパートナー)
(取引先にファクタリングすることを伝えず、BIZパートナーと契約締結・登記を行う)

(3)債券買取金額の支払(BIZパートナー→利用会社)
(BIZパートナー株式会社が手数料を差し引いた金額を利用会社に入金)

(4)売掛金の支払(取引先→利用会社)
(取引先が利用会社に対して売掛金の支払を行う)

(5)回収した売掛金を支払う(A社→BIZパートナー)
(取引先から回収したお金をBIZパートナーに支払う)

ただし、2社間ファクタリングでは、売掛金の支払いがBIZパートナーではなく利用会社に入金されるため、返済されないケースが発生します。そのため、BIZパートナー側にとって「貸倒れリスク」が高いことから、手数料が3社間ファクタリングより高めに設定されている場合が多いです。

診療・介護・調剤報酬ファクタリング

BIZパートナー株式会社が提供する「診療・介護・調剤報酬ファクタリング」は、「国民健康保険団体連合」「社会保険診療報酬支払基金」の保険支払機関に対して所有している各報酬債権を買い取って、手数料を差し引いて入金することで、「診療・介護・調剤報酬」の各報酬債権の請求から入金まで2ヶ月以上掛かる期間を短縮、早期資金化が可能となります。

BIZパートナー株式会社を利用した資金化までの流れ

BIZパートナー株式会社のファクタリング・サービスを利用する大まかな流れは、以下の4STEPとなるようです。

STEP1 お問合せ

まずは「電話」「FAX」「LINE」などで気軽に問合せすることから始まります。
実際にサービスを利用しない「質問だけ」のご相談でも問題ないようです。

STEP2 ヒアリング・審査

必要書類等を提示頂き必要事項のヒアリング、面談を経て審査が行われます。

STEP3 買取りプランのご提示

審査が行われた後、希望に沿った買取条件を提示します。
条件を承諾頂いた場合に契約日時の取り決めが行われるそうです。

STEP4 買取り実行

契約後に、利用者に買取金額を送金します。
指定の支払方法を選ぶことができるようです。

面談・契約時に必要な書類

面談・契約時には以下の書類を用意する必要があります。

  • 法人会社謄本(履歴事項証明書)【2通】
  • 法人印鑑証明書【3通】
  • 個人印鑑証明書【1通】
  • 身分証明書(運転免許証・パスポートなど)
  • 取引先との基本契約書
  • 成因資料(注文書・契約書・発注書・納品書・請求書など)
  • 入出金の通帳・当座照合表(過去3〜6ヶ月分)
  • 納税証明書

※税金納付済みの場合 (納税証明 その3の3)
※税金分納、未納の場合(納税証明 その1)

BIZパートナー株式会社の特徴

BIZパートナー株式会社では、以下6つの特徴が挙げられています。

「参照:公式サイト」

先の入金が決まっている資産(売掛金)を早期資金化できる

材料購入費・外注への支払・給与・家賃・光熱費など、支払いは待ってもらえませんが売掛金の入金には時間が掛かります。BIZパートナー株式会社が提供するファクタリング契約は「売掛金の買取」と引き換えに、最短2日で外注先への支払や当座の支払いにも全て対応できるようです。

「借入れ」として信用機関の情報にも記載されず、負債として決算書にも残らない

BIZパートナー株式会社のファクタリング契約は売掛金の売買となるため借入れとして決算書・財務諸表に記載する必要がありません。支払いする手数料を「売買損」として決算でき、節税対策も可能になるようです。

その他、経営状態の悪化を理由に融資を断られていた企業であっても、事業資金の調達でキャッシュフローが改善に向かい、金融機関の借り入れが認められたケースもあるそうです。

担保・保証人が一切不要

金融機関で資金調達を行う場合、企業の借り入れ状況・返済状況の確認、財務内容から資産状況、場合によっては個人資産の調査、担保設定など、時間が多く掛かる上に厳しい審査があります。

BIZパートナー株式会社のサービスであれば取引先(売掛金)のみを審査するため、契約から入金まで最短即日で完了するとのことです。

売掛先が破綻してしまった時のリスク回避が可能

「売掛先が経営破綻した」場合、ファクタリングを利用し先に売買代金を受け取ってしまっている事から自社でお金を戻さないといけないのではと心配になる利用者も多いですが、BIZパートナー株式会社とのファクタリング契約では、売掛先が万が一、経営破綻してしまった場合でも、お客様に支払い義務は生じないとBIZパートナー公式サイトで記載されています。

BIZパートナー株式会社が提供するファクタリング契約は、償還請求権が発生しない(ノンリコース)売買契約となるため、安心して利用できるとのことです。

申込み〜入金までスピーディな対応

金融機関で資金調達をする場合、企業の借り入れ状況や返済状況等の確認、財務内容や資産状況、場合によっては個人資産の調査、担保設定など、時間ががかる上に厳しい審査があるそうですが、BIZパートナー株式会社が提供するファクタリング・サービスなら取引先(売掛先)の審査を重要視するため、契約から入金まで最短即日で完了するそうです。

売掛先企業に知られる可能性は一切なし

他のファクタリング会社を利用した場合、「売掛先に勝手に連絡を入れられた」「以前、他のファクタリング会社を利用した際、無断で債権譲渡の通知」をされたなどのネガティブな出来事があったことを聞きますが、BIZパートナー株式会社では、勝手に売掛先企業や関連企業に連絡を入れたり、お客様の信用を失うことは一切しないとBIZパートナー公式サイトに記載されています。

その他の特徴

以上、6つの特徴の他に、公式HPから分かる特徴は以下があります。

資金調達可能な金額

資金調達可能な金額範囲は「10万円〜1億円」までと幅広く対応している点が強みとのことです。

業種・社歴問わず日本全国対応可能

BIZパートナー株式会社では、業種・職種は問わず、いかなる職業であっても売掛債権(各報酬債権)が発生していたら買取対象になるようです。その他、「起業・開業して間もない会社」「全国どこでも」対応可能とのことです。

BIZパートナー株式会社を利用する際の注意点

BIZパートナー株式会社のHPを調査していたところ、いくつか注意すべき点を見つけたため、ここでまとめて解説します。

債権譲渡登記について

BIZパートナー株式会社でファクタリング契約を結ぶ場合には、原則「債権譲渡登記」が必要になるとのことです。

しかし、2社間ファクタリングにて契約を希望されるお客様の中には、登記を入れることで今後の仕事・取引に支障を来たす恐れがあったり、銀行融資の審査直前であり審査に悪影響を及ぼしたくないなど理由があれば、その限りではないそうです。

金融機関から受けている融資の返済をリスケジュールしている場合

金融機関からの追加融資は難しいですが、ファクタリング契約そのものは可能とのことです。
返済をリスケジュールしていたとしても「融資」と「ファクタリング契約」は全く異なるため問題はないとのことです。

まとめ

BIZパートナー株式会社のファクタリング・サービスについて解説しました。
特徴を見ても分かる通り「担保・保証人不要」「最短即日で契約〜入金まで完了」などのメリットがあるようです。

しかし、公式サイトに記載されていない情報などもあるため、BIZパートナー株式会社のファクタリング・サービスを利用する際には、不明点がないように事前の問い合わせ・確認をおすすめします。

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