株式会社アクティブサポートのオンライン・ファクタリング「QuQuMo」を徹底解説

ファクタリングとは、会社が所有している売掛金を売却する資金調達方法です。
ファクタリングの中でも、近年、手続きをオンラインで完結できる「オンライン・ファクタリング」が増えています。
この記事では、株式会社アクティブサポートのオンライン・ファクタリング「QuQuMo」を紹介します。

ファクタリングの基礎知識

「QuQuMo」を紹介するにあたり、まずはファクタリングの基本について、簡単に解説します。

ファクタリングとは?

簡単にいえば、ファクタリングは、売掛金を売却する資金調達方法です。
売掛金は、支払期日に代金を受け取る権利であり、これを売買するファクタリングは法的には債権譲渡取引に分類されます。

ファクタリングの方式

ファクタリングには、大別すると、「2社間ファクタリング」と「3社間ファクタリング」の二種類があります。
2社間ファクタリングは、ファクタリングの利用会社とファクタリング会社の2社間だけで取引する方式です。
申し込みから入金までの一連の手続きにおいて、売掛先は一切関与しません。
このため、簡易的な手続きでスピーディに資金調達できること、そして売掛先に知られず資金調達できることが特徴です。
一方、3社間ファクタリングは、利用会社・売掛先・ファクタリング会社の3社間で取引するため、売掛先の関与が欠かせません。
3社間ファクタリングでは、売掛先に対する債権譲渡通知又は売掛先の承諾の手続きが必要となるため、売掛先の関与なしには成立しない方式です。
そのため、手続きには手間と時間がかかる反面、手数料が安いこと、安全性が高いことなどが特徴といえます。
最近では、ファクタリングの手続きを全てオンラインで完結する「オンライン・ファクタリング」が普及しています。
オンライン・ファクタリングは、2社間ファクタリングの手続きの部分をオンライン化したものです。
この記事で取り上げる「QuQuMo」も、オンライン・ファクタリングです。

QuQuMoとは?

QuQuMoの基本情報

株式会社アクティブサポートの公式HPによると、同社はファクタリング事業だけではなく、コンサルティング事業も行っているようです。
QuQuMoは、同株式会社アクティブサポートのファクタリング・サービスです。

QuQuMoを利用する流れ

QuQuMoのサービス概要を知るために、QuQuMoで資金を調達する流れをみていきましょう。
QuQuMoの公式HPでは、資金調達の流れを以下のように図解しています。

QuQuMoへの利用登録

まず、QuQuMoを初めて利用する際に、登録手続きが必要になるようです。
同公式HPの見積もり依頼から、メールアドレスとパスワードを入力することで、登録可能のようです。
利用会社は、登録にあたり、代表者の本人確認書類として運転免許証やパスポートなどが必要になるようです。

売掛金買取の申し込み

利用会社は、登録が完了した後、マイページから、保有する売掛金でいくらくらい資金調達が可能かの見積もりを依頼できるようです。
オンライン・ファクタリングの中には、見積もりの際にZoomなどで面談を行うサービスもありますが、QuQuMoでは、面談は不要のようです。
なお、公式HPによれば、必要書類としては、請求書と入出金明細の2点であり、アップロードによって提出できるようです。

審査

QuQuMoでは、必要書類の提出後に審査が開始され、所要時間は約30分のようです。
審査完了後、ファクタリングによる資金調達の可否と条件(買取額と手数料)が通知され、契約手続きに進む流れになるようです。

契約・入金

QuQuMoでは、契約締結もオンラインで行うこととなります。
従来の2社間ファクタリングの多くでは、対面や郵送での契約締結が一般的でしたが、QuQuMoではその必要がありません。
なお、QuQuMoでは、契約時に、代表者の本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)が求めらるようです。
また、売掛債権の買取代金の入金のタイミングについては、「契約締結後」となるようです。

弁済

QuQuMoは、2社間ファクタリングのため、売掛先が一切関与しません。
当然ながら、売掛先は、ファクタリングによって債権者が変わった(利用会社からファクタリング会社へ売掛金が売却された)ことを認識しません。
このため、支払期日になると、売掛先は、利用会社に売掛金を支払うこととなります。
そして、利用会社がこの売掛金をファクタリング会社に支払うことで、QuQuMoのファクタリングが返済されます。

QuQuMoの特徴

QuQuMoが特徴として挙げているのは、以下の8つです。

  1. オンライン・ファクタリングであること
  2. スピーディに資金調達できること
  3. 利用額が柔軟であること
  4. 売掛先への通知が不要であること
  5. 手数料が安いこと
  6. 法人・個人事業主を問わず利用できること
  7. 債権譲渡登記が不要であること
  8. 必要書類が2点のみであること

これらの特徴について解説します。

1. オンライン・ファクタリングであること

QuQuMoは、株式会社アクティブサポートのオンライン・ファクタリングであり、2社間ファクタリングのみの取り扱いと思われます。
QuQuMoは、オンライン・ファクタリングですので、利便性が高く、申し込みから契約まで全てオンラインで完結でき、対面取引は一切不要のようです。また、日本全国どこからでもスマホやパソコンから手続きできるようです。

2.スピーディに資金調達できる

QuQuMoでは、申し込みから入金まで最短2時間とのことです。
基本的に、ファクタリングはスピーディな資金調達方法として知られていました。
特に2社間ファクタリングの場合、多くのファクタリング業者が最短即日での対応を基本としています。
オンライン・ファクタリングでは、手続きをオンライン完結することにより、さらにスピーディに資金を調達できます。

3. 利用額が柔軟であること

ファクタリングにおける売掛金の買取可能額は、ファクタリング業者によって異なります。
ファクタリング業者ごとに、会社規模と資金力(買取余力)が異なるため、規模の大きいファクタリング業者ほど買取可能額の上限が高く、規模の小さいファクタリング業者ほど買取可能額が低いのが一般的です。また、ファクタリング業者ごとの営業方針によっても異なります。
QuQuMoでは、法人・個人事業主のいずれも利用可能であり、利用金額の設定は特に明記されておらず、「金額上限なし」「少額から工学まで柔軟に対応」とされています。

4. 売掛先への通知が不要であること

2社間ファクタリングでは、売掛先への通知が不要です。
QuQuMoも、2社間ファクタリングのため、売掛先に知られることなく利用できます。
QuQuMoの公式HPにも、債権譲渡登記の設定が不要であると書かれています。
ただし、「弁済」が困難になった場合には、ファクタリング会社から売掛先に対して債権譲渡通知が行われるため注意が必要です。

5. 手数料が安いこと

現在、ファクタリング業に対する法整備が不十分であり、手数料に関する法規制もありません。
手数料はファクタリング業者の裁量で決めることができ、手数料の相場もごく曖昧です。
一般的には、2社間ファクタリングの手数料は利用額に対して10~20%、あるいは10~30%などといわれます。
このため、ファクタリングでは、手数料の高さを問題視されることもしばしばです。
この中でも、オンライン・ファクタリングは2社間ファクタリングでありながら、従来の2社間ファクタリングよりも手数料が安く設定されていることが多いように思われます。
QuQuMoの公式HPでは、手数料は、「業界トップクラスの低コスト」とされており、「最大でも1%~」と書かれています。
ただし、QuQuMoは手数料の上限を明記していないため、上限の目安を確認したい場合には、直接問い合わせる必要があります。

6. 法人・個人事業主を問わず利用できること

QuQuMoは、法人・個人事業主を問わず、売掛金さえあれば利用できるようです。

7.債権譲渡登記が不要であること

QuQuMoの公式HPでは、「債権譲渡登記の設定不要」「履歴に残りません」と書かれており、債権譲渡登記を不要となるようです。

8.必要書類が2点のみであること

QuQuMoの公式HPによると、必要書類の少なさも特徴だそうです。
必要書類として、以下の2点のみで良いようです。

  • 請求書…請求金額と入金日が確定しているもの
  • 通帳…保有する全ての銀行口座の入出金明細(直近3ヶ月分)

まとめ

株式会社アクティブサポートのサービス「QuQuMo」について紹介しました。
QuQuMoは、近年増えつつあるオンライン・ファクタリングの一種です。公式ページの特徴によれば、資金調達スピードや手数料に強みがあるようです。
ただし、公式HPでは手数料を「1%~」と表記するなど、不明瞭な記載もあるようです。
実際の利用にあたっては、必要に応じて問い合わせることをおすすめします。

【PRIME】

【STANDARD】

【GLOWTH】





オンファクト
シェアをお願いします!!